スモールビジネスの作り方 ビジネス基礎編

南米発「コミュニティ・ビジネス」:小さなコミュニティから始まる収益化モデル

コミュニティ・ビジネスとは?南米で成功する小規模ビジネスモデルの定義と5つの魅力

「コミュニティ・ビジネス」とは、地域の人々が自分たちの持つスキルや資源を活用し、地域の課題を解決しながら収益を生み出すビジネスモデルです。
南米では、経済格差や都市化の進展により、小さなコミュニティが自立して経済活動を行う必要性が高まっています。

このビジネスモデルの最大の魅力は、初期投資が少なく、地域に根ざした信頼関係を基盤にできることです。
100人規模の小さなコミュニティから始めて、徐々に規模を拡大していく「コミュニティ・ファースト」のアプローチは、まさに現代版の「御用聞きビジネス」と言えるでしょう。

SNSの普及により、WhatsAppグループやFacebookコミュニティを活用して、リアルタイムで需要と供給をマッチングすることが可能になりました。
これにより、従来の対面でのやり取りに加えて、デジタルツールを使った効率的なコミュニケーションが実現しています。

【事例付き】南米コミュニティ・ビジネス成功パターン3選|配達・スキルシェア・イベント企画の始め方

※以下の事例は、南米のコミュニティ・ビジネスで見られる一般的なパターンを基に構成した架空のストーリーです。
実在の人物・団体ではありませんが、実際のビジネストレンドを反映しています。

近隣住民向け配達・代行サービス:カリーナの挑戦

坂道で見た高齢者の苦労

ブラジル・リオデジャネイロの郊外、サンタテレーザ地区。
坂道が多く、バスも通らない住宅街に住むカリーナ・サントス(32歳)は、IT企業でウェブデザイナーとして働いていました。
2020年3月、パンデミックでリモートワークが始まった頃、アパートの隣に住む82歳のドナ・マリアが、重い買い物袋を持って坂道で立ち止まっている姿を目にしました。

「スーパーまで片道30分歩いて、この坂道を登るのは本当に大変なの」とドナ・マリアは息を切らしながら話しました。
その日から、カリーナは週2回、昼休みを使って彼女の買い物を手伝うようになりました。

善意の限界と涙の決断

ドナ・マリアの友人たちにも頼まれ、気づけば10人以上の高齢者の買い物を代行していました。
しかし、依頼は増える一方。
朝7時に起きて買い物をし、9時からの仕事に間に合うように急ぐ日々。
ガソリン代も自腹で、月に500レアル(約12,500円)以上の出費に。

「もう限界かも」と思った決定的な出来事がありました。
大雨の日、5人分の買い物を終えて配達中、車がパンクしてしまったのです。
修理代800レアルを見て、「善意だけでは続けられない」と涙が出ました。
その週末、すべての依頼を断るメッセージを書きかけていました。

「尊厳」という言葉が教えてくれたこと

翌月曜日、ドナ・マリアが小さな封筒を持ってやってきました。
「みんなで話し合ったの。あなたにきちんとお礼をしたいって」
封筒には200レアルと手書きのメモが。
「お金の問題じゃないんです」とカリーナが言うと、ドナ・マリアは首を振りました。

「違うのよ、カリーナ。私たちは施しを受けたいんじゃない。きちんとサービスにお金を払って、胸を張って『お願い』したいの。それが私たちの尊厳なのよ」

この言葉に、カリーナは目が覚めました。
彼女はその夜、「Entrega Amiga(フレンドリー配達)」のWhatsAppグループを作成。
料金表を作り、注文受付時間を設定し、配達スケジュールを組みました。

高齢者から始まり、地域全体へ広がるサービス

最初の料金設定は控えめでした。
商品代金の10%または最低15レアル。
しかし、利用者からは「安すぎる」との声が。
地域の最低賃金や他のサービスと比較し、適正価格に調整しました。

3ヶ月後、面白い展開が。
利用者の孫娘が「おばあちゃんがすごく助かってるって言ってた。私も仕事で忙しいから使いたい」と連絡してきたのです。
高齢者だけでなく、共働き家庭、新生児のいる家族、在宅勤務で外出しづらい人々へとサービスが広がりました。

半年後には、近所の主婦2人と大学生1人をパートタイムで雇用。
それぞれ得意分野を活かし、マルタは薬局と病院関係、ジョアンは役所手続き、大学生のペドロは銀行やオンライン手続きを担当。
チームは「地域の何でも屋さん」として定着しました。

各地区で「カリーナ」を育てる

現在、月間売上は8,000レアルを超え、登録世帯は180世帯に。
カリーナは隣接する3つの地区から「うちでも始めてほしい」という要望を受けています。
しかし、彼女の答えは意外なものでした。

「私が全部やるのではなく、各地区で『カリーナ』を育てたいんです」
彼女は3ヶ月間のトレーニングプログラムを開発。
地域を知り尽くし、信頼される人材を「コミュニティ・マネージャー」として育成する計画です。
「大企業のような拡大は求めていません。各地区が自分たちのペースで、自分たちのやり方で運営する。それが持続可能な成長だと思うんです」

ローカル・スキルシェア・プラットフォーム:マルコスの革新

活かされない職人たちの技術

アルゼンチン・ブエノスアイレスのラ・ボカ地区。
かつては労働者階級の活気ある街でしたが、経済危機後は失業者が増え、治安も悪化していました。
この地区で育ったマルコス・ロドリゲス(28歳)は、建設会社で現場監督として働いていました。

彼の周りには腕のいい職人がたくさんいました。
60歳のカルロスは配管工事40年のベテラン、ロベルトは家具作りの名人、エレナは洋裁のプロ。
しかし、彼らの多くは定職を失い、日雇いの仕事を探す日々。
一方で、地域の住民は「信頼できる職人が見つからない」と困っていました。

信頼を失った痛恨のミス

2021年初め、マルコスは地域の職人と住民をつなぐFacebookページ「Oficios La Boca(ラ・ボカの職人)」を立ち上げました。
最初は順調で、1ヶ月で500人以上が参加。
しかし、すぐに問題が発生しました。

偽の資格を持つ業者が紛れ込み、手抜き工事でトラブルに。
ある家庭では、自称電気技師に頼んだら配線ミスでボヤ騒ぎが起きました。
別の家では、前金を受け取った業者が姿を消しました。
被害者から「あなたのページのせいだ!」と責められ、マルコスは警察に呼ばれる事態に。

評判は地に落ち、参加者は激減。
3ヶ月でページを閉鎖せざるを得ませんでした。
「善意で始めたことが、逆に地域に迷惑をかけてしまった」と、マルコスは深く落ち込みました。

昔の職人組合から学んだ知恵

閉鎖から2週間後、配管工のカルロスがマルコスを訪ねてきました。
「お前のやろうとしたことは間違ってない。やり方を変えればいいんだ」
カルロスは昔の職人組合の話をしました。
「信頼は一朝一夕には作れない。でも、お互いが保証人になれば違う」

この言葉にヒントを得て、マルコスは新しいアプローチを考えました。
まず、自分が直接知っている信頼できる職人10人と会い、協同組合「Oficios del Barrio(地域の職人)」を設立。
各職人は他のメンバーの仕事を保証し、問題があれば組合全体で責任を持つ仕組みを作りました。

現金を超えた価値の交換

組合はメンバー制のWhatsAppグループで運営。
新規メンバーは既存メンバー2人の推薦が必要で、3ヶ月の試用期間を設けました。
各仕事の後、依頼者とメンバー双方が5段階評価。
評価が低いメンバーにはベテランがフォローに入る仕組みです。

最も革新的だったのは「スキル交換システム」
例えば、大工のファンが配管工カルロスの家のテラスを作る。
その対価として、カルロスがファンの家の水回りを修理。
現金を介さず、労働時間で価値を交換する仕組みです。
これにより、現金収入が不安定な職人同士でも、お互いの生活を支え合えるようになりました。

1年後、組合メンバーは50人に拡大。
月間200件以上の仕事が成立し、メンバーの平均収入は30%増加。
特に高齢の職人は「定年後も地域で必要とされている実感がある」と話します。

技術と知恵の世代間継承

マルコスの新たな挑戦は世代間の技術継承です。
「マエストロ・イ・アプレンディス(師匠と弟子)」
プログラムでは、ベテラン職人が週1回、若者に技術を教えます。
その代わり、若者は職人たちにスマートフォンの使い方、オンラインバンキング、SNSマーケティングを教えます。

「技術は受け継がれなければ消えてしまう。でも、それは一方通行じゃない。若者も高齢者から学び、高齢者も若者から学ぶ。それが本当のコミュニティだと思うんです」とマルコスは語ります。
現在、他の地区からも同様の組合設立の相談が寄せられており、マルコスは設立支援マニュアルを作成中です。

地域密着型イベント企画業:ソフィアの物語

母から受け継いだカフェと新たな挑戦

コロンビア・ボゴタの住宅街チャピネロ地区。
ソフィア・メンドーサ(35歳)は、亡き母から受け継いだ小さなカフェ「Café del Alma(魂のカフェ)」を営んでいました。
店は40席ほどで、近所の常連客に支えられていました。

2019年、ソフィアはカフェの売上が伸び悩んでいることに悩んでいました。
「コーヒーを飲むだけじゃなく、人々が集まる理由を作りたい」
そんな想いから、月1回、地元アーティストを招いて小さな文化イベントを始めました。
詩の朗読会、アコースティックライブ、地元作家の読書会など、毎回20-30人が集まる温かい会でした。

パンデミックがもたらした存続の危機

2020年3月、パンデミックですべてが変わりました。
ロックダウンでカフェは営業停止。
3ヶ月分の家賃を払えば、貯金は底をつきます。
スタッフ3人を解雇し、一人で持ち帰り販売を始めましたが、売上は以前の10分の1に。

最もつらかったのは、常連客からのメッセージでした。
「ソフィアのイベントだけが楽しみだった」
「あの場所で友達ができた」
「詩を読む機会を失った」
人々の居場所を提供していた責任を感じながらも、経済的にはどうすることもできませんでした。
銀行からは「立地のいい物件だから、売却すれば借金は返せる」と提案され、母の形見を手放すことを真剣に考えました。

公園での偶然の出会いが生んだ発想転換

2020年10月、規制が少し緩和された頃、近所の公園を散歩していたソフィアは、ベンチで一人読書をしている常連客のアナに出会いました。
「カフェが恋しい」というアナの言葉に、ソフィアは思いつきました。
「じゃあ、ここでやってみない?」

翌週、公園で「青空読書会」を開催。
参加者は10人限定、マスク着用、2メートルの距離を保って。
すると、予想以上の反響が。
「やっと人と会えた」「本について語れて嬉しい」
参加者の笑顔を見て、ソフィアは確信しました。
「場所じゃない。人と人をつなぐことが私の仕事だ」

場所にとらわれない、人をつなぐビジネスモデル

公園でのイベントは評判を呼び、区役所から正式な許可も取得。
ソフィアは発想を転換しました。
場所代がかからない分、地元の手工芸作家、食品販売者、パフォーマーたちと協力。
彼らの販売手数料(売上の15-20%)を収入源にする新しいモデルを確立しました。

「Encuentros del Barrio(地域の出会い)」と名付けられたイベントは、今では毎週末開催。
内容も多様化し、土曜は「メルカード・クリエイティーボ(創造的な市場)」として30以上の出店者が集まるマーケット、日曜は音楽ライブや子供向けワークショップを実施。

面白いのは、カフェも復活したことです。
イベントで知り合った人々が「普段も会いたい」とカフェに集まるようになり、売上は以前の1.5倍に。
ソフィアは「イベントは集客装置じゃない。コミュニティを作ることで、結果的にすべてが良い方向に回り始めた」と話します。

一つの読書会から都市全体の文化革命へ

現在、「Encuentros del Barrio」の月間来場者は2,000人を超え、3人のスタッフに加えて、イベントごとに10人以上のボランティアが協力。
年間売上は400万ペソ(約15万ドル)に達しています。

ソフィアの次なる挑戦は、ボゴタ全体での「地区間イベントネットワーク」の構築。
各地区のイベントオーガナイザーと月1回オンラインで集まり、ノウハウを共有。
「各地区には独自の文化と魅力がある。それを掘り起こし、つなげることで、都市全体が文化的に豊かになる」

さらに、イベント運営の経験をまとめたオンライン講座「コミュニティ・イベントの作り方」も開始。
受講料の一部は、新しいイベントオーガナイザーの支援基金に。
「私が公園で始めた小さな読書会が、こんなに大きな動きになるなんて。
でも、これはまだ始まりです。
本当の豊かさは、人と人がつながることから生まれるんです」とソフィアは微笑みます。

南米コミュニティ・ビジネス成功の7つの要因|実在データと統計から学ぶビジネス戦略

架空の事例から見えてきたパターンは、実際の南米のビジネス環境でも確認できます。
ここでは、実在のデータや事例を交えながら、コミュニティ・ビジネスの成功要因を探っていきましょう。

「小さな市場」の大きな可能性

実際のデータが示す真実
南米では、マイクロ・中小企業がビジネスの99.5%以上を占め、約60%の雇用を創出しています。
これは偶然ではありません。
大企業が見過ごす「小さすぎる市場」にこそ、真のニーズが潜んでいるのです。

ブラジルの配達市場の実例
ブラジルでは、iFood、Rappi、James Deliveryなど、多くの配達プラットフォームが急成長しています。
しかし興味深いのは、これらの大手プラットフォームと並行して、地域密着型の小規模配達サービスも共存していることです。
なぜか?それは「顔の見える配達」「地域特有のニーズへの対応」という価値を提供しているからです。

学び:ニッチは弱点ではなく強み

・大手が参入しにくい市場規模だからこそ、競合が少ない
・顧客との距離が近いため、深いニーズを把握できる
・小回りが利くため、素早い改善が可能

デジタル化がもたらした民主化

実際の変化
WhatsAppはブラジルで1億2000万人以上が利用し、ビジネスコミュニケーションの主要ツールとなっています。
これにより、高額なシステム投資なしに、誰でもビジネスを始められるようになりました。

成功企業の共通点
ブラジルの起業家Karineさんの例を見てみましょう。
彼女はWakandaという起業家教育会社を立ち上げ、最初は英語中心だった起業用語を現地語で分かりやすく伝えることから始めました。
結果、Shark Tank Brazilに出演し、Forbes誌の表紙を飾るまでに成長しました。

彼女の成功の鍵は「言語の壁を取り除く」という、一見小さな問題解決でした。
しかし、それは多くの人が抱えていた大きな課題だったのです。

学び:テクノロジーは平等化装置

・スマートフォン1台でビジネスが始められる時代
・地理的制約を超えてコミュニティを形成できる
・ただし、テクノロジーはあくまでツール。大切なのは「何を解決するか」

コミュニティの力:信頼という通貨

実例:ブラジルのコミュニティ開発
リオデジャネイロでは、Community in Actionというコミュニティ開発NGOが、地元住民主導で教育プログラムや地域開発を実施しています。
彼らの特徴は、外部から「与える」のではなく、住民自身が問題解決の主体となることです。
2004年以来、1,000人以上の外国人ボランティアと協力しながらも、あくまで地域住民が中心となって活動しています。

アルゼンチンの事例:危機から生まれた相互扶助
アルゼンチンでは、経済危機の際に「トルエケ(物々交換)クラブ」が各地で生まれました。
現金が不足する中、スキルや物品を交換する仕組みが自然発生的に構築されたのです。
これは、コミュニティが持つ回復力と創造性を示す好例です。

学び:信頼は最強の資産

・信頼関係があれば、現金がなくても価値交換が可能
・地域の問題は地域の人が一番よく知っている
・外部の支援は触媒であり、主役は常に地域住民

持続可能性への新しいアプローチ

実例:ブラジルのリサイクラー支援
ブラジルでは、ゴミのリサイクルで生計を立てる人々が多く存在します。
John Deere Brazil FoundationとBiocitrus、Poker、Tanac企業が協力して、モンテネグロ市で約30家族のリサイクラーの労働・生活環境改善プロジェクトを実施しています。

このプロジェクトの特徴は:

・リサイクラー自身の組織化と協働を促進
・単なる支援ではなく、ビジネスモデルの構築を支援
・環境問題と貧困問題を同時に解決

コロンビアの農村開発
UNDPのSDG Value Chainsプログラムは、ラテンアメリカで4万以上のビジネスを支援し、参加者の65%が女性です。
特に注目すべきは、技術支援だけでなく、ビジネススキルの向上に焦点を当てていることです。

学び:三方良しのビジネスモデル

・社会課題の解決がビジネスの基盤
・支援される側から、価値を生み出す側への転換
・環境・社会・経済の調和が長期的成功の鍵

女性起業家の躍進

実データが示す変化
ラテンアメリカでは、女性起業家が急増しています
。特にブラジルでは、Andrea Vasquesのような女性起業家が、大手企業が見過ごしていた「プラスサイズの女性向けランジェリー」市場を開拓し、成功を収めています。

彼女の成功要因:

・自身の経験から生まれた切実なニーズの発見
・最初は地域の小さなフェアから始めた
・顧客の声を直接聞き、商品を改善し続けた

学び:多様性が生む革新

・マイノリティの視点が新しい市場を生む
・個人的な課題は、多くの人の課題でもある
・小さく始めることで、リスクを最小化しながら学習できる

危機が生む創造性

パンデミックが加速させた変化
2020年のパンデミックは、多くのビジネスに打撃を与えましたが、同時に新しい機会も生み出しました。
ブラジルのGlobal Communitiesは、John Deere Brazil Foundationと協力して、3,836個の食料バスケットを1,953家族に配布しました。

この活動から生まれた新しいビジネスモデル:

・オンライン注文と地域配送の組み合わせ
・地元生産者と消費者の直接つながり
・コミュニティ内での相互支援システム

学び:制約は創造性の母

・危機的状況が既存の枠組みを壊し、新しい発想を生む
・必要は発明の母 - 切実なニーズが革新的解決策を生む
・柔軟性と適応力が生存の鍵

ブレークスルーのための実践的ヒント

これらの実例から導き出される、あなたのビジネスに活かせる教訓:

「私の問題」から始める

・自分自身が困っていることは、他の誰かも困っている
・個人的な体験が、最も説得力のあるビジネスストーリーになる

100人の法則

・まず100人の熱狂的なファンを作る
・彼らの声を聞き、一緒にサービスを育てる
・100人が満足すれば、1,000人、10,000人と自然に広がる

協力の生態系を作る

・競合ではなく、補完関係を築く
・地域の他のビジネスと連携する
・Win-Winの関係が持続可能性を生む

測定より行動

・完璧な計画より、小さな実験を重視
・失敗を恐れず、素早く学習する
・顧客の反応が最高の指標

ストーリーの力を使う

・数字より物語が人を動かす
・あなたの「なぜ」を明確に伝える
・顧客を主人公にしたストーリーを作る

南米のコミュニティ・ビジネスは、「小さく始めて、深く根を張り、着実に成長する」という普遍的な成功法則を教えてくれます。
大切なのは、完璧を求めずに、今できることから始めること。
あなたの小さな一歩が、やがて大きな変化を生む可能性を秘めているのです。

南米から学ぶ、これからのビジネスの形

コミュニティビジネスの出発点は、「地域をより良くしたい」という想いと、「小さな一歩を踏み出す勇気」だけでした。

今、世界中で「つながり」の価値が見直されています。
グローバル化とデジタル化が進む一方で、人々は「顔の見える関係」「信頼できるコミュニティ」を求めています。

あなたの住む街にも、きっと解決を待っている課題があるはずです。
そして、その解決策を最もよく知っているのは、その地域に住むあなた自身かもしれません。

コミュニティ・ビジネスは、単なるビジネスモデルではありません。
それは、人と人とのつながりを通じて、より良い社会を作っていく「生き方」そのものなのです。

さあ、あなたも今日から、あなたの100人から始めてみませんか?

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