ビジネス基礎編 起業の始め方

【2025年最新】個人事業主向け会計ソフト徹底比較 | やよい・freee・マネーフォワードの選び方

「確定申告の時期が来るたびに憂鬱になる」「銀行口座の記帳を何ヶ月も放置してしまっている」「会計ソフトを導入したいけれど、どれを選べば良いのか分からない」

50代で新たに起業された方や、これまで手書きやExcelで会計処理をされてきたソロプレナーの皆さんから、こうした声を多く耳にします。

特に50代で起業された方にとって、これまでサラリーマン時代には経理部門が担当していた会計業務を、今度は自分で行わなければならないというのは大きなハードルです。「簿記の知識がない」「パソコン操作に自信がない」「今さら複雑なソフトを覚えられるだろうか」

そんな不安を抱えながら、毎月の帳簿付けを先延ばしにしてしまっている方も少なくありません。

この記事の結論を先にお伝えします。50代起業家・ソロプレナーの方には、以下の会計ソフトを状況に応じておすすめします。

それでは、なぜこれらのソフトがおすすめなのか、そしてどのように選べば失敗しないのか、実際のユーザーの声も交えながら詳しく解説していきます。

【実体験】妻のフリーランス業務で会計ソフトを導入したきっかけ

本題に入る前に、私自身が会計ソフトを導入することになった経緯をお話しします。多くの方が似たような状況に直面されているのではないでしょうか。

突然の「丸投げ」から始まった会計ソフト選び

妻がフリーランスとして働いており、当初は白色申告で問題なく進めていました。しかし、仕事が順調に増えてきた結果、扶養の範囲を超えそうな収入になってきたのです。

「青色申告の65万円控除を使えば、扶養内に収められるんじゃないか?」

私がそう提案したところ、妻から返ってきた言葉は——

「じゃあ、やってよ」

まさかの丸投げです(笑)。会計知識ゼロの私が、突然、確定申告の担当者になってしまいました。

「青色申告で扶養に入れるのか?」を必死に調査

最初の課題は「そもそも青色申告の控除で本当に扶養に入れるのか?」という根本的な疑問でした。

ネットで調べまくった結果、以下のことが分かりました。

      • 給与所得控除55万円 + 青色申告特別控除65万円 = 最大120万円の控除が可能
      • 所得が48万円以下なら配偶者控除が受けられる
      • 青色申告の控除は「所得」を減らすので、扶養判定に有効

つまり、収入168万円までなら、控除後の所得を48万円以下に抑えられるという計算です。

この時点で「これは会計ソフト導入が必須だ」と確信しました。

なぜ「やよいの青色申告 オンライン」を選んだのか

会計ソフトを選ぶ際、私が重視したポイントは以下の3つでした。

1. 初年度無料 当時、やよいは初年度完全無料でした(現在も継続中)。「使ってみてダメなら他を試せばいい」という気軽さが決め手でした。

2. 2年目以降も安い 当時の料金は年額8,800円(現在は11,880円)。月額換算で約700円という破格の安さです。他社と比較しても圧倒的にコストパフォーマンスが高いと感じました。

3. 「会計ソフトといえば弥生」という先入観 正直に言うと、深い理由はなく「なんとなく会計ソフトは弥生が有名だよな」という印象で選びました。しかし、結果的にこの選択は正解でした。

4. 高機能は不要だった 妻の事業は比較的シンプルで、経費として使うレシートもほとんどありません。必要な機能は「基本的な記帳と確定申告書類の作成」だけだったので、シンプルなやよいがぴったりでした。

【実際の使用感】1年分まとめて入力できるシンプルさ

記帳作業は驚くほど簡単

使い始めて分かったのは、やよいの記帳作業は驚くほどシンプルだということです。

妻の事業の場合、取引内容がほぼ毎月同じパターンなので、以下のような流れで記帳できました。

      1. 売上の入金日と金額を入力
      2. 必要経費(通信費など)を入力
      3. 翌月分は前月のデータをコピーして、日付と金額だけ修正

正直、1年分をまとめて入力しても、2〜3時間で完了します。

「毎月コツコツ記帳しなければ」というプレッシャーを感じることなく、確定申告前にまとめて処理できるのは、忙しいフリーランスにとって大きなメリットです。

確定申告もスムーズ

初めての青色申告は不安だらけでしたが、やよいの確定申告機能はステップバイステップで進められるため、迷うことなく完了できました。

特に良かった点:

      • 質問に答えていくだけで、自動的に書類が完成
      • e-Tax対応で、税務署に行かずに自宅から申告完了
      • 65万円の青色申告特別控除をしっかり適用できた

結果として、妻の収入を扶養の範囲内に収めることに成功し、世帯全体の税負担を大幅に削減できました。

現時点での満足度

やよいを使い始めて数年経ちますが、今のところ特に問題はなく、非常に満足しています。

      • 動作は安定している
      • サポートに問い合わせる必要もないくらいシンプル
      • 年額11,330円というコストも許容範囲(じわじわ値段が上がってるのが気に食わないけど…)
      • 毎年の確定申告がストレスフリー

ただし、一つだけ注意点があります。

もし将来的に法人化することがあれば、会計ソフトはもう一度ちゃんと検討が必要だと考えています。個人事業主向けのシンプルな機能では、法人の複雑な会計処理に対応しきれない可能性があるためです。

しかし、個人事業主・フリーランスとして使う分には、やよいはおすすめの選択肢だと自信を持って言えます。


なぜ今、会計ソフトが必要なのか

50代起業家が直面する3つの会計課題

50代で起業される方の多くが、以下のような課題に直面します。

1. 会計知識の不足 サラリーマン時代は経理部門任せだったため、「借方・貸方って何?」「勘定科目の選び方が分からない」という状態からのスタートです。私自身も最初はこの状態でした。

2. 時間の制約 本業の営業活動や商品開発に注力したいのに、月末の帳簿付けに何時間もかかってしまい、貴重な時間が失われています。

3. 税制対応の複雑さ 2023年からインボイス制度が始まり、2024年以降も電子帳簿保存法への対応が必要になるなど、税制は年々複雑化しています。

会計ソフト導入の3大メリット

これらの課題を解決するのが、クラウド会計ソフトです。

時間の大幅削減 銀行口座やクレジットカードと連携することで、取引データが自動で取り込まれ、手入力の手間が9割削減されます。ただし、私の妻のケースのように取引がシンプルな場合は、手入力でも十分に短時間で処理できます。

正確性の向上 自動仕訳機能により、会計知識がなくてもAIが適切な勘定科目を提案してくれるため、間違いが激減します。

税制改正への自動対応 法改正があっても、ソフトが自動でアップデートされるため、常に最新の税制に対応した帳簿付けが可能です。

【最重要】50代起業家が会計ソフトを選ぶ際の5つのチェックポイント

競合記事の多くは、単に機能比較をしているだけで、「50代の初心者目線」が欠けています。ここでは、実際に50代で起業された方々の声と、私自身の経験をもとに、本当に重要な選定ポイントをお伝えします。

1. 本当に必要な機能を見極める

最も重要なのは「高機能=良いソフト」ではないということです。

私が会計ソフトを選ぶ際に気づいたのは、多くの人が「機能の豊富さ」で選んでしまい、結局使わない機能にお金を払っているという現実でした。

妻の事業のように、取引内容がシンプルな場合は、以下の基本機能だけで十分です。

      • 日々の取引入力
      • 確定申告書類の作成
      • e-Tax対応

銀行連携や領収書スキャンなどの高度な機能は、必要になってから検討すれば良いのです。

2. サポート体制の充実度

初めて会計ソフトを使う方にとって、困ったときに相談できる体制があるかどうかは非常に重要です。

多くのユーザーから聞かれる声として、「操作方法が分からなくても、メールサポートだけでは解決に時間がかかる」「電話で直接聞けないと不安」という意見があります。

私自身は、やよいのセルフプラン(サポートなし)を選びましたが、これは「分からないことは自分で調べられる」という前提があったからです。もし不安がある方は、必ず電話サポート付きのプランを選ぶべきです。

3. 画面の見やすさと操作の分かりやすさ

「画面が見にくくて、どこをクリックすれば良いのか分からない」——これは実際によくあるつまずきポイントです。

会計ソフトには大きく分けて2つのタイプがあります。

簿記の知識不要タイプ freeeのように、「○○を買いました」という日常的な言葉で入力できるタイプ。会計用語を知らなくても直感的に操作できます。

簿記形式タイプ マネーフォワードや弥生のように、従来の会計ソフトに近い形式。簿記経験者には使いやすいですが、初心者にはやや難しく感じられることがあります。

やよいはシンプルな簿記形式ですが、各項目に説明があるため、初心者でも理解しながら進められます。

4. 初期設定のハードル

実は、初期設定でつまずいて挫折する人が最も多いのです。

特にfreeeは「銀行連携が便利」と言われますが、初期設定の段階で「どの勘定科目を使えばいいか分からない」「開始残高の入力方法が複雑」という声が多く聞かれます。

一方、弥生は初期設定ウィザードが丁寧で、ステップバイステップで進められるため、初心者でもスムーズに始められます。

私の場合、開業初年度だったため「開始残高ゼロ」でスタートできたのが幸いでした。すでに事業を行っている方が途中から会計ソフトを導入する場合は、開始残高の設定が少し複雑になるかもしれません。

5. 料金体系の明確さ

「最初は安いと思っていたのに、必要な機能を使おうとしたら追加料金がかかった」——こんな失敗を避けるために、料金体系は事前にしっかり確認しましょう。

私がやよいを選んだ最大の理由は、料金体系が分かりやすく、追加料金が一切発生しないことでした。

マネーフォワードは、基本機能が安く見えますが、レシート撮影枚数に制限があり、6枚目以降は1枚22円の追加料金がかかります。レシート処理が多い方には、逆に割高になる可能性があります。

スモールビジネスにおすすめの会計ソフト5選

ここからは、実際におすすめの会計ソフトを、ターゲット別に詳しく解説していきます。

1. やよいの青色申告オンライン【初心者に最もおすすめ・私も使用中】

こんな人におすすめ

      • 会計ソフトを初めて使う方
      • シンプルな取引内容の個人事業主・フリーランス
      • とにかくコストを抑えたい方
      • 電話サポートが必須の方(ベーシックプラン以上)

メリット

業界No.1のシェア率 MM総研の調査によると、クラウド会計ソフトのシェアは弥生が53.9%でトップ。多くの人に選ばれている安心感があります。

初年度完全無料 + 2年目以降も最安クラス これが私が選んだ最大の理由です。初年度は完全無料で試せるため、「合わなかったらどうしよう」という不安がありません。

2年目以降も年額9,200円(月額換算で約767円)と、他社の半額以下です。私は3年間使っていますが、累計コストは18,400円のみ。税理士に依頼すれば年間10万円以上かかることを考えれば、圧倒的にコスパが良いです。

シンプルな操作性 私のように会計知識がほぼゼロでも、直感的に操作できました。妻の事業のように、毎月ほぼ同じ取引パターンの場合、前月のデータをコピーして日付と金額を変更するだけで記帳完了です。

1年分まとめて入力できる 「毎月コツコツ記帳しなければ」というプレッシャーがありません。私は毎年、確定申告の1〜2ヶ月前にまとめて1年分を入力していますが、2〜3時間で完了します。

最長15ヶ月の無料電話サポート(ベーシックプラン以上) 私はセルフプランを使っていますが、不安な方はベーシックプラン(初年度6,900円)を選べば、電話・メール・チャットサポートが受けられます。

トータルプランなら、経理業務に関する相談まで対応してくれる「業務ヘルプデスク」が利用できます。

レシート撮影が無制限 弥生は、レシート撮影による帳簿付けに枚数制限がありません。飲食店や小売業など、レシート処理が多い業種に最適です。

デメリット(正直に伝えます)

スマホアプリの機能がやや限定的 freeeやマネーフォワードと比べると、スマホアプリでできることがやや限られています。本格的な会計処理はPCでの作業が基本です。

私の場合、PCで年に数回まとめて処理するスタイルなので、これは全く問題ありませんでした。外出先でリアルタイムに記帳したい方には、freeeの方が向いているかもしれません。

請求書作成機能が別ソフト 請求書を作成したい場合は「Misoca」という別ソフトを使う必要があり、やや手間がかかります。

UIがやや古風 画面デザインは従来型の会計ソフトに近く、モダンなUIを求める方には物足りないかもしれません。ただし、シンプルで分かりやすいとも言えます。

法人化には別ソフトが必要 前述の通り、もし将来的に法人化する場合は、法人向けの「弥生会計 オンライン」への移行が必要です。データ移行はできますが、再度ソフトの選定が必要になります。

料金プラン(2025年度)

      • セルフプラン:初年度無料、2年目以降 9,200円/年(私が使っているプラン)
      • ベーシックプラン:初年度6,900円、2年目以降 15,400円/年(電話・メール・チャットサポート)
      • トータルプラン:初年度12,100円、2年目以降 26,400円/年(業務相談サポート含む)

選び方のコツ:初めての方は、初年度だけトータルプランで手厚いサポートを受け、慣れたらセルフプランに変更するのが賢い使い方です。

私のように「調べれば何とかなる」という方は、最初からセルフプランで問題ありません。

【実体験】やよいを3年間使った正直な感想

良かった点:

      • 確定申告が毎年スムーズに完了し、ストレスフリー
      • 65万円の青色申告特別控除をしっかり適用でき、税負担を削減できた
      • 年額11,330円という低コストで、税理士に依頼するより圧倒的に安い
      • 操作がシンプルで、会計知識ゼロでも問題なく使えた

改善してほしい点:

      • スマホアプリの機能をもう少し充実させてほしい
      • 請求書作成機能を統合してほしい

総合評価:★★★★★(5点満点)

シンプルな取引内容の個人事業主・フリーランスには、間違いなく最高の選択肢です。

2. freee会計【スマホで完結したい人向け】

こんな人におすすめ

      • 外出先でもスマホで帳簿付けしたい方
      • 会計用語を覚えたくない方
      • 直感的な操作を重視する方

メリット

スマホアプリの操作性が抜群 freeeの最大の強みは、スマホアプリの使いやすさです。レシートをカメラで撮影するだけで自動で仕訳されるため、外出先でもサッと処理できます。

会計知識ゼロでも使える設計 「○×形式の質問に答えるだけ」で確定申告書類が作成できるなど、超初心者向けの設計になっています。

銀行・クレカ連携が強力 ほぼすべての金融機関と連携可能で、取引データの自動取り込み精度が高いです。

デメリット(正直に伝えます)

独自の操作方法に慣れが必要 「良くも悪くも会計ソフトらしくない」という声が多く、後から別の会計ソフトに乗り換える際に戸惑う可能性があります。

料金について スターターは値段は変わらないが機能面での制約あり消費税申告が必要になった場合はスタンダードプラン(年額23,760円)に上げる必要があり、年間コストは倍近くになります。

初期設定で挫折する人が多い ユーザーの声で最も多いのが「初期設定が分かりにくい」という意見です。特に開始残高の入力や勘定科目の設定で迷う方が多いようです。

料金プラン(2025年度・個人事業主向け)

      • スタータープラン:月額1,958円(年払い:12,936円)※消費税申告は不可
      • スタンダードプラン:月額3,278円(年払い:26,136円)
      • プレミアムプラン:月額3,647円(年払い:43,780円)
        ※いずれも税込み金額

3. マネーフォワード クラウド確定申告【コスパ重視の経験者向け】

こんな人におすすめ

      • ある程度会計知識がある方
      • 会計以外のバックオフィス業務も一元管理したい方
      • データ分析やレポート機能を重視する方

メリット

豊富な機能 パーソナルミニプランなら月額1,408円(年払い:11,880円)と他社と同程度。さらに、給与計算や請求書作成など、複数のサービスが基本料金内で使えます。

視覚的なレポートが充実 経営状況を示すグラフやレポートが自動生成されるため、経営判断に役立ちます。

3,000以上のサービスと連携 金融機関だけでなく、Amazonや楽天市場などのECサイトとも連携可能です。

デメリット(正直に伝えます)

初心者には用語が難しい 画面上の解説が最小限で、会計用語の理解が前提となっているため、初心者は戸惑う場面が多いです。

レシート撮影に枚数制限と追加料金 パーソナルミニプランは月5枚まで。パーソナルプラン以上でも、6枚目以降は1枚22円の追加料金がかかります。

サポートが有料プランのみ 電話サポートは上位プランのみで、基本プランはメール・チャットのみです。

料金プラン(2025年度・個人事業主向け)

      • パーソナルミニプラン:月額1,408円(年払い:11,880円)※年間仕訳数50件まで、一部機能制限あり
      • パーソナルプラン:月額1,848円(年払い:16,896円)
      • パーソナルプラス:月額3,278円(年払い:39,336円)※年払いのみ
        ※税込み

1ヶ月間の無料トライアルあり

4. 弥生会計 オンライン【法人化を視野に入れている方向け】

個人事業主から始めて、将来的に法人化を考えている方には、最初から法人向けの「弥生会計 オンライン」を検討する価値があります。

料金:初年度無料、2年目以降 年額38,280円~

メリット:個人事業主向けと同様の手厚いサポート体制で、法人会計にも対応。

デメリット:個人事業主向けよりも機能が多い分、やや複雑。

5. 会計王【インストール型を希望する方向け】

クラウド型ではなく、従来のインストール型ソフトを希望される方には「会計王」がおすすめです。

こんな人におすすめ

      • インターネット接続が不安定な環境で作業する方
      • 買い切り型で月額料金を払いたくない方

料金:ソフト購入費 約4万円 + 年間サポート費

メリット:一度購入すれば追加費用なし(ただし法改正対応には年間サポート契約が必要)

デメリット:スマホでは使えない、データ共有がしにくい

3社徹底比較表

項目 やよいの青色申告オンライン
簿記の知識がなくても安心【freee会計】
マネーフォワード
おすすめ度 ★★★★★(初心者) ★★★★☆(スマホ派) ★★★★☆(経験者)
年間コスト(最安) 初年度無料(2年目11,880円) 11,760円 11,880円
電話サポート ○(ベーシックプラン以上) ○(プレミアムプラン) ○(パーソナルプラス)
初心者向け度 ★★★★★ ★★★★☆ ★★★☆☆
スマホアプリ ★★★☆☆ ★★★★★ ★★★★☆
レシート撮影 無制限・無料 月5枚まで(スタータープラン) 月5枚まで(ミニ)、6枚~22円/枚
銀行連携 ◎(最多)
請求書作成 △(別ソフト) ○(一体型) ○(一体型)
法人化対応
無料期間 初年度無料 30日間 1ヶ月間
実体験での評価 ★★★★★(筆者使用中) - -

導入手順と「つまずきポイント」の回避法

ここからは、実際に会計ソフトを導入する際の具体的な手順と、多くの人がつまずくポイントとその解決策を、私の実体験も交えて解説します。

Step1:無料トライアルで実際に触ってみる

つまずきポイント:「どれが自分に合うか分からないから決められない」

解決策:必ず無料トライアル期間を活用し、実際の操作感を確かめましょう。特に以下をチェック:

      • 画面の文字サイズは見やすいか
      • ボタンの位置が分かりやすいか
      • サポートへの問い合わせはスムーズか

私の場合、やよいが初年度無料だったため、「とりあえず1年使ってみて、ダメなら他を試そう」という気持ちで始めました。結果的に、そのまま3年間使い続けています。

Step2:初期設定(最初の関門)

つまずきポイント1:「開始残高が合わない」

開始残高の入力を間違えると、その後ずっと残高が合わなくなります。

解決策:

      • 銀行口座の残高は、会計ソフトを開始する日の残高を入力する
      • 不明な場合は、銀行の通帳記帳で確認するか、サポートに相談する
      • 弥生のトータルプランなら、この段階で電話サポートが受けられるので安心

私の実体験: 幸い、妻が開業初年度から会計ソフトを導入したため、開始残高はゼロでした。これが非常にラクで、余計な混乱がありませんでした。

もし、すでに何年か事業を行っていて途中から会計ソフトを導入する場合は、開始残高の設定が少し複雑になります。その場合は、サポート付きプランを選ぶことを強くおすすめします。

つまずきポイント2:「勘定科目の選び方が分からない」

「これは消耗品費? それとも事務用品費?」——この判断に悩む方が多いです。

解決策:

      • freeeなら「○○を買いました」という選択肢から選ぶだけでOK
      • 弥生・マネーフォワードなら、各勘定科目に例が示されているので参照する
      • 基本的に、一度決めた科目は統一して使い続けることが重要

私の実体験: 妻の事業は経費項目が少ないため(通信費、消耗品費程度)、勘定科目で悩むことはほとんどありませんでした。また、やよいの画面には各勘定科目の説明があるため、初心者でも理解しながら進められます。

重要なポイント: 実は、多少間違った勘定科目を選んでも、最終的な利益(所得)は変わりません。神経質になりすぎず、「だいたい合っていればOK」という気持ちで進めるのがコツです。

Step3:銀行口座・クレジットカードの連携設定

つまずきポイント:「連携できない金融機関がある」

解決策:

      • 導入前に、自分が使っている銀行・カードが連携対応しているか必ず確認
      • 地方銀行や信用金庫は対応していない場合もある
      • 連携できない場合は、CSV取り込みやレシート撮影で対応

私の実体験: 妻の事業では、銀行連携を一切使っていません。取引数が少ないため、手入力で十分に対応できるからです。

「銀行連携は必須」という思い込みを捨てる。取引がシンプルな場合、手入力の方が早くて確実なこともあります。

Step4:日々の帳簿付け(継続のコツ)

つまずきポイント:「溜め込んで後からまとめてやろうとする」

一般的には「これが最大の失敗パターン」と言われます。数ヶ月分を一気にやろうとすると、何時間もかかり、結局挫折するというものです。

しかし、私の実体験では逆でした。

私の実体験: 妻の事業は取引内容が毎月ほぼ同じパターンなので、1年分まとめて入力しても2〜3時間で完了します。

具体的には:

      1. 前月のデータをコピー
      2. 日付と金額だけ修正
      3. 特殊な取引があれば追加入力

このやり方で、確定申告の1〜2ヶ月前に一気に処理しています。

重要なのは「自分の事業スタイルに合った方法を見つけること」です。

      • 取引が多い事業(飲食店、小売店など):毎日または週1回の記帳が必須
      • 取引が少ない事業(コンサル、デザイナーなど):月1回または年1回まとめても問題なし

「毎月コツコツやらなければ」という固定観念に縛られる必要はありません。

Step5:確定申告書類の作成

つまずきポイント:「医療費控除や住宅ローン控除の入力が分からない」

解決策:

      • 各ソフトとも、確定申告ウィザードに従えば、質問に答えるだけで書類が完成します
      • 不明点は、確定申告期間中に税務署の無料相談を活用する
      • 弥生のトータルプランなら、業務相談サポートで確定申告の質問もできる

私の実体験: 初めての青色申告は不安でしたが、やよいの確定申告機能は本当に分かりやすかったです。

特に良かった点:

      • ステップバイステップで進むので、迷わない
      • e-Tax対応で、税務署に行かずに自宅から申告完了
      • 65万円の青色申告特別控除をしっかり適用でき、妻を扶養に入れることに成功

確定申告書類の作成にかかった時間は、初年度で約1時間。2年目以降は慣れたので30分程度で完了しています。

まとめ:あなたにぴったりの会計ソフトはこれ!

この記事では、50代起業家・ソロプレナーの視点から、本当におすすめできる会計ソフトを徹底比較してきました。

最終判断の決め手

「とにかく安心して始めたい。コストも抑えたい」やよいの青色申告 オンライン(セルフプランまたはベーシックプラン)

初年度無料、2年目以降も年額9,200円と圧倒的なコスパ。シンプルな取引内容の個人事業主・フリーランスには最適です。私自身が3年間使っていて、非常に満足しています。

「スマホでサクサク処理したい。外出が多い」freee会計

スマホアプリの完成度は業界No.1。操作の直感性を重視する方向けです。ただし、料金は高めです。

「コスパ重視。ある程度自分で調べられる」マネーフォワード クラウド確定申告(パーソナルミニ)

月額990円~と最安クラス。ただし初心者には少しハードルが高めです。

「将来的に法人化を考えている」freeeまたはマネーフォワード

個人から法人へのデータ移行がスムーズ。長期的な視点での選択です。

私からのアドバイス

会計ソフト選びで最も重要なのは、**「自分の事業スタイルに合ったソフトを選ぶこと」**です。

私の妻のケースでは:

      • 取引内容がシンプル
      • レシート処理はほとんどない
      • 銀行連携も不要
      • 高機能は必要ない

このような条件だったため、やよいのセルフプラン(初年度無料、2年目以降11,880円)が完璧にマッチしました。

一方、飲食店や小売店のように取引数が多く、レシート処理が頻繁にある場合は、freeeやマネーフォワードの自動化機能が役立つでしょう。

「高機能=良いソフト」ではありません。必要な機能だけを持つシンプルなソフトが、結果的に長く使い続けられます。

今すぐ行動を起こしましょう

会計ソフトの導入を先延ばしにすればするほど、後から処理する取引データが溜まっていきます。一番良いスタートのタイミングは「今」です。

まずは各社の無料トライアルに申し込んで、実際の操作感を確認してみてください。無料期間中に解約すれば、費用は一切かかりません。

【今すぐ無料トライアルを始める】

会計ソフトを活用すれば、確定申告の憂鬱から解放され、本業に集中できる時間が生まれます。あなたのビジネスの成長のために、今日から会計業務の効率化を始めましょう。

私自身、やよいを導入したことで、妻の確定申告をストレスなく処理でき、青色申告控除で扶養に入れることにも成功しました。年額9,200円の投資で、税理士費用(年間10万円以上)を削減でき、時間も大幅に節約できています。

もし法人化することになれば、改めて会計ソフトを検討する必要がありますが、個人事業主・フリーランスとしては完璧な選択でした。

あなたも、自分のビジネススタイルに合った会計ソフトを見つけて、経理業務の効率化を実現してください。

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※この記事の情報は2025年11月時点のものです。最新の料金プランやサービス内容は、各社公式サイトでご確認ください。

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