YouTubeやTikTokを見ていると、顔出しせずに何百万回も再生される動画をよく見かけませんか？
解説系、ストーリー系、教育系...
これらの「FACELESS動画」は、今まさに急成長している分野なんです。
顔出しのハードルがないから始めやすく、それでいて収益化のチャンスも十分にある。
まさに「やってみたい！」と思っている方にぴったりの動画スタイルです。
この記事では、FACELESS動画制作に必要なツールを徹底的に比較し、今すぐ使える実践的な情報をお届けします。
読み終わる頃には、あなたも最初の一本を作れるようになっているはずです。
動画編集ソフトの価格・機能を徹底比較｜初心者から上級者まで対応
初心者向けソフトウェア
動画編集って難しそう...そんな不安は不要です！
最近の編集ソフトは本当に使いやすくなっています。
CapCut（キャップカット）
無料なのに機能が充実しすぎて驚くレベル。
スマホでもPCでも使えて、データも自動で同期されます。
特にテキストアニメーションのテンプレートが豊富で、FACELESS動画にはもってこい。
TikTokを運営するByteDance社製なので、SNS向けの機能も充実しています。
有料版のCapCut Proは月額約1,000円、年間12,000円程度。
クラウドストレージが100GB（無料版は1GB）になるなど、機能が大幅に拡張されます。
Canva動画編集
デザインツールとして有名なCanvaですが、実は動画編集もできちゃいます。
何より嬉しいのは、おしゃれなテンプレートが山ほどあること。
ドラッグ&ドロップで直感的に操作できるので、「編集ソフトって苦手...」という方でも大丈夫。
Canva Proは月額1,500円、年単位契約だと12,000円で、素材も使い放題です。
iMovie（アイムービー）
Mac限定になってしまいますが、無料で使える上に動作が軽快。
シンプルな操作性で、基本的な編集はこれ一つで完結します。
ただ、テキストアニメーションの種類が少ないので、FACELESS動画には少し物足りないかも。
中級者向けソフトウェア
少し慣れてきたら、より本格的なソフトにステップアップしてみましょう。
DaVinci Resolve（ダビンチリゾルブ）
なんと無料版でも、有料ソフト顔負けの機能が使えます。
特にカラーグレーディング（色調整）は業界最高峰。
最初は機能が多すぎて戸惑うかもしれませんが、YouTube上に日本語のチュートリアルも豊富です。
有料版のDaVinci Resolve Studioは買い切りで48,980円（実売価格は42,800円程度から）。
PCのスペックはそれなりに必要ですが、本格的に動画制作したい方には最高の選択肢。
Filmora（フィモーラ）
永久ライセンス（買い切り版）は通常価格11,979円、セール時は8,980円で購入可能。
エフェクトやトランジション（場面転換）の種類が豊富で、初心者でもプロっぽい演出が簡単にできます。
ただし、買い切り版では新バージョンへの無料アップデートはできず、約1年ごとの大型アップデートには対応していません。
Adobe Premiere Elements
注意：以前は買い切り版でしたが、2025年版から「3年間の期限付きライセンス」に変更されました。
価格は19,580円で、3年経過すると編集機能が使用不可能になります。
自動更新はありませんが、完全な永久ライセンスではなくなった点にご注意ください。
上級者向けソフトウェア
プロレベルを目指すなら、これらのソフトがおすすめです。
Adobe Premiere Pro
映像業界の標準ソフト。
年間プラン（月々払い）で月額3,280円（税込）。
After EffectsやPhotoshopとの連携が素晴らしく、できないことはほぼありません。
プラグインも豊富で、どんどん機能を拡張できます。
買い切り版は存在せず、サブスクリプションのみとなっています。
Final Cut Pro
Mac専用で買い切り50,000円と高額ですが、一度買えばずっと使えて、アップデートも無料です。
処理速度が爆速で、4K動画でもサクサク編集できるのが魅力。
YouTuberの多くが愛用しているのも納得の使いやすさです。
DaVinci Resolve Studio
無料版でも十分すごいのに、有料版（買い切り48,980円）はさらに強力。
ノイズ除去やAI機能など、プロ向けの機能が解放されます。
選び方のポイント
予算別おすすめマトリックス
予算0円：CapCut or DaVinci Resolve（無料版）
月額1,000円程度：CapCut Pro or Canva Pro
買い切り希望（1万円以下）：Filmora（セール時8,980円）
買い切り希望（5万円程度）：Final Cut Pro（Mac）or DaVinci Resolve Studio
サブスク希望：Adobe Premiere Pro（月額3,280円〜）
必要スペックの目安
最低限：メモリ8GB、ストレージ256GB以上 推奨：メモリ16GB以上、SSD512GB以上、グラフィックボード搭載
将来的にどんな動画を作りたいか考えて選ぶのも大切。
短い動画中心ならCapCutで十分ですが、10分以上の本格的な動画を作るなら、最初から中級者向けソフトを選ぶのもアリです。
AI音声読み上げツール最新比較2025｜日本語・多言語対応
AI音声合成の進化
2024年から2025年にかけて、AI音声は驚くほど進化しました。
もはや「いかにもロボット」な音声は過去のもの。
最新のAI音声は、息遣いや感情表現まで再現できるレベルに到達しています。
見分けるポイントは「自然な間」と「抑揚の豊かさ」。良質なAI音声は、文章の意味を理解したかのような自然な読み上げをしてくれます。
日本語対応ツール徹底比較
VOICEVOX（ボイスボックス）
完全無料で商用利用もOK！
「ずんだもん」「四国めたん」など、個性的なキャラクターボイスが使えます。少しアニメっぽい声質ですが、解説動画やゲーム実況風の動画にはピッタリ。
インストール型なので、ネット環境がなくても使えるのも魅力です。
VOICEPEAK（ボイスピーク）
1キャラクター15,000円程度の買い切り型。
自然な日本語音声が特徴で、ビジネス系の解説動画にも使えるクオリティです。
感情パラメーターを細かく調整できるので、シーンに合わせた表現が可能。
一度買えばずっと使えるのでコスパも良好です。
CoeFont（コエフォント）
クラウド型で、なんと500種類以上の声が使えます。
月額500円から始められて、プロのナレーターや声優さんの声も選べるのが魅力。
使った分だけ課金されるシステムなので、たまにしか使わない人にも優しい料金設計です。
音読さん
ブラウザで完結する手軽さが最高！
月額980円で5000文字まで読み上げ可能。
音声ファイルのダウンロードもできるので、そのまま動画編集ソフトに取り込めます。
お試しで使ってみたい方には特におすすめです。
英語・多言語対応ツール
ElevenLabs（イレブンラボ）
もう人間と区別がつかないレベルの自然さ。
月額5ドルから使えて、感情表現も豊富。
英語コンテンツを作るなら、これ一択と言っても過言ではありません。
日本語も対応していますが、英語の方が圧倒的に自然です。
Murf.ai（マーフ）
ビジネス向けの高機能ツール。
120以上の声から選べて、20以上の言語に対応。
チーム共有機能もあるので、複数人で動画制作する場合に便利です。
Play.ht（プレイエイチティー）
月額31.2ドルとやや高めですが、800以上の声が使えます。
特に多言語展開を考えている方には、コスパの良い選択肢になるでしょう。
音声カスタマイズのコツ
スピード調整の基本
通常は1.0倍速ですが、内容によって調整しましょう。
・解説系：0.9〜1.0倍（ゆっくりめで聞きやすく）
・エンタメ系：1.0〜1.1倍（テンポよく）
・要約系：1.1〜1.2倍（情報量重視）
間の取り方
句読点での間は超重要！
読点（、）で0.2秒、句点（。）で0.5秒程度の間を入れると自然になります。
強調したい部分の前後には、さらに長めの間を入れてみましょう。
BGMとのバランス
音声：BGM = 8：2 くらいが基本。
音声が聞き取りにくくならないよう、BGMは-20dB程度に設定するのがおすすめです。
動画素材・エフェクトの入手方法｜無料＆有料サイト完全リスト
無料素材サイト
Pixabay（ピクサベイ）
写真素材で有名ですが、実は動画素材も充実しています。
4K画質の素材も多く、商用利用OK・クレジット表記不要なのが嬉しいポイント。
検索は英語の方がヒットしやすいので、翻訳ツールを活用しましょう。
Pexels Videos（ペクセルズビデオ）
プロが撮影したような高品質な動画素材が無料で使えます。
特に風景やライフスタイル系の素材が豊富。
毎日新しい素材が追加されているので、定期的にチェックする価値があります。
Mixkit（ミックスキット）
モーショングラフィックスやアニメーション素材が豊富。
オープニング用のテンプレートや、トランジション素材も充実しています。
After Effectsのテンプレートもあるので、上級者にもおすすめ。
いらすとや
日本の無料素材といえばこれ！
静止画メインですが、簡単なアニメーションを付けて動画素材として活用できます。
親しみやすい絵柄で、教育系コンテンツには特に相性抜群です。
有料素材サイト
Motion Array（モーションアレイ）
月額29.99ドルで使い放題！
Premiere ProやAfter Effects用のテンプレートが豊富で、プロジェクトファイルごとダウンロードできるのが魅力。
音楽素材も含まれているので、これ一つで素材調達が完結します。
Envato Elements（エンバトエレメンツ）
月額16.5ドルで、動画・音楽・効果音・写真・フォントなど、ありとあらゆる素材が使い放題。
5,000万点以上の素材があるので、探している素材が必ず見つかります。
Artlist（アートリスト）
音楽に特化したサービスですが、最近は効果音や動画素材も追加されました。
年額199ドルからで、プロのミュージシャンが作った高品質な音楽が使い放題。
特に感動系・ドキュメンタリー系の音楽が充実しています。
VideoHive（ビデオハイブ）
単品購入型なので、必要な素材だけピンポイントで購入できます。
After Effectsのテンプレートが特に充実していて、オープニングアニメーションなどは10〜50ドル程度で購入可能です。
自作のススメ
Canva
実は簡単なアニメーションも作れちゃいます。
テキストや図形にアニメーション効果を付けて、MP4形式で書き出せば立派な動画素材に。
プレゼンテーション機能を使えば、スライドショー形式の動画も簡単に作成できます。
After Effects（アフターエフェクツ）
モーショングラフィックスの王様。
月額3,280円（税込）と少し高めですが、できることは無限大。
YouTubeのチュートリアルも豊富なので、独学でも十分マスターできます。
最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れれば最強の武器になります。
Blender（ブレンダー）
なんと無料で使える3DCGソフト！
アニメーション機能も充実していて、簡単な3Dテキストアニメーションから本格的なキャラクターアニメーションまで作れます。
学習曲線は急ですが、マスターすれば他と差別化できる動画が作れるようになります。
素材活用の注意点
著作権の基礎知識
「フリー素材」でも、必ずライセンスを確認しましょう。よくあるのが：
・個人利用OK、商用利用NG
・クレジット表記必須
・加工・改変NG
特にYouTubeで収益化を考えているなら、必ず「商用利用可」の素材を選びましょう。
クレジット表記のルール
表記が必要な場合は、動画の最後か説明欄に記載します。
例：「BGM: 〇〇 by △△（URL）」
迷ったら表記しておく方が安全です。
視聴者からの信頼にもつながりますしね。
FACELESS動画制作スキルを最短で習得する5つのステップ
最短で身につけるべきスキル優先順位
基本的な編集スキル（カット・結合）
まずはここから！
不要な部分をカットして、必要な部分をつなげる。
これだけでも立派な動画になります。
最初は5分の動画を作るのに1時間かかっても大丈夫。
慣れれば30分で作れるようになります。
テキストアニメーション
FACELESS動画の要！
文字を動かしたり、フェードイン・アウトさせたり。
最初はソフトに入っているプリセットを使いましょう。
慣れてきたら、キーフレームを使った細かい動きに挑戦です。
音声編集とBGM調整
ノイズ除去、音量調整、フェードイン・アウト...
地味だけど超重要。視聴者は音が悪いと即離脱します。
イヤホンでチェックする習慣をつけましょう。
カラーグレーディング基礎
明るさ・コントラスト・彩度の調整だけでも、動画の印象はガラッと変わります。
最初は「少し明るめ」「少し鮮やか」くらいの調整から始めてみて。
サムネイル制作
動画の顔となる超重要要素！
Canvaを使えば、テンプレートから簡単に作れます。
文字は大きく、色は派手に、でも品を失わない程度に。
継続的な学習方法
YouTube学習チャンネルの活用
日本語のチュートリアルも充実してきました。
「〇〇（ソフト名） 使い方」で検索すれば、たくさん出てきます。
1.5倍速で見れば時短にもなりますよ。
オンラインコースの選び方
UdemyやSchooなど、体系的に学べるプラットフォームも活用しましょう。
セール時を狙えば、1,000円程度で充実したコースが受講できます。
実践を通じた改善サイクル
作る→公開→分析→改善。
このサイクルを回すことが一番の上達法。
最初は再生回数が伸びなくても気にしない！
10本作れば、必ず上達を実感できます。
まとめ
さあ、ここまで読んだあなたは、もうFACELESS動画を作る準備ができています！
最初の1本を作るための具体的アクションプラン
今日：編集ソフトをダウンロード（CapCutがおすすめ）
明日：5分以内の短い動画を1本作ってみる
3日後：音声を追加してみる
1週間後：YouTubeに限定公開でアップロード
2週間後：公開して世界デビュー！
継続のコツ
完璧を求めすぎないこと。
60点の動画を10本作る方が、100点の動画を1本作るより成長できます。
週1本ペースを目標に、無理のない範囲で続けましょう。
収益化への道筋
最初の100本は練習と割り切りましょう。
そのうち1本でもバズれば、一気に道が開けます。
大切なのは、視聴者の反応を見ながら改善を続けること。
コメントは宝の山です！
付録：便利なリソース集
ツール比較表（保存版）
編集ソフト早見表
- 無料最強：CapCut、DaVinci Resolve
- 買い切り希望：Filmora（8,980円〜）、Final Cut Pro（50,000円）、DaVinci Resolve Studio（48,980円）
- サブスク型：Adobe Premiere Pro（月額3,280円〜）、Canva Pro（月額1,500円）
音声ツール早見表
- 無料：VOICEVOX
- 買い切り：VOICEPEAK
- サブスク：CoeFont、音読さん
予算別スターターパック
予算0円スタート
- 編集：CapCut
- 音声：VOICEVOX
- 素材：Pixabay、Pexels
月額3,000円プラン
- 編集：CapCut Pro +Canva Pro
- 音声：CoeFont
- 素材：Canva Pro（素材込み）
本気の買い切りプラン
- 編集：DaVinci Resolve Studio（48,980円）
- 音声：VOICEPEAK（15,000円）
- 素材：単品購入（VideoHive等）
FACELESS動画制作は、誰でも始められる素晴らしいクリエイティブ活動です。
この記事を参考に、ぜひあなたも第一歩を踏み出してみてください。
最初は大変かもしれませんが、必ず楽しくなる瞬間が来ます。
そして気づけば、あなたの動画を楽しみに待っている視聴者がいるはずです。
さあ、今日から始めましょう！
あなたの成功を心から応援しています。