AI自動化って、まだ遠い話だと思っていませんか?
「AIってすごいらしいけど、自分の仕事には関係ない」
「使ってみたいけど、何にどう使えばいいのかわからない」
そんなふうに感じている人、意外と多いのではないでしょうか?
でも実は、すでに海外ではフリーランスや個人事業主でもAI自動化を日常的に取り入れているのが当たり前になりつつあります。
ここでいう「AI自動化ツール」とは、
✅毎日繰り返している作業を自動で処理してくれる
✅調べ物や文章作成なども“代わりにやってくれる”
そんな「もう一人の自分」が増えるようなツールたちのことです。
本記事では、海外で実際に使われている人気のAI自動化ツールを10個厳選してご紹介します。
あなたの業務にきっと「使える」一歩が見つかるはずです。
AI自動化ツールって、何ができるの?
たとえば、次のような作業が自動でできるようになります:
- 毎朝投稿しているSNSへの画像+文章のアップロード
- 定型文での顧客メールへの返信
- Googleスプレッドシートのデータ更新・整理
- ブログ記事の構成案や本文の下書き作成
- 調べ物の要約と引用元付きの情報取得
これらの作業にかかっていた“地味に重い”時間を、AIが代行してくれます。
空いた時間は、もっと創造的な仕事や、新しい挑戦にあてることができます。
ツール選びの3つのポイント
1. 何を自動化したいのか?
「面倒くさい」「毎回同じことをしている」と感じている作業をリストアップしましょう。例えば、
- 毎週の請求書発行
- ブログの投稿スケジュール管理
- お問い合わせへの返信対応 など。
2. 操作の難易度と対応言語
最近のツールはノーコード(プログラミング不要)で使えるものが多く、直感的なUI設計がされています。
英語が苦手な方でも、ツールによっては翻訳機能や日本語版も用意されています。
3. 無料プランの有無
いきなり有料ツールに手を出すのは不安ですよね。
今回紹介するツールは、基本的に無料プランまたは無料トライアルがあるものを中心に選んでいます。
海外で注目されているAI自動化ツール10選|これを知れば「自分にもできる」と思える!
ここでは、海外で人気の高いAI自動化ツールを「何ができるか」「どう使うか」がすぐにイメージできるよう、できるだけ具体的に紹介します。
ぜひ「自分だったらこう使うかも」と考えながら読んでみてください。
ここでは、海外で人気の高いAI自動化ツールを「何ができるか」「どう使うか」がすぐにイメージできるよう、できるだけ具体的に紹介します。
ぜひ「自分だったらこう使うかも」と考えながら読んでみてください。
また、各ツールごとに「実際にこんなふうに使われている」というリアルな事例も交えて解説しています。
ここでは、海外で人気の高いAI自動化ツールを「何ができるか」「どう使うか」がすぐにイメージできるよう、できるだけ具体的に紹介します。
ぜひ「自分だったらこう使うかも」と考えながら読んでみてください。
1. Zapier(ザピアー)
何ができる?:
Zapierは、2,000以上のWebサービスやアプリケーションを連携させ、「ある操作をきっかけに別の動作を起こす」自動フロー(Zap)を作ることができます。
設定はノーコードで、Gmail、Slack、Googleスプレッドシート、Notion、Trelloなど幅広いツールに対応しています。
具体例:
- Gmailで「請求書」という件名のメールが届いたら → 添付ファイルをGoogleドライブに保存 → Slackで通知を送る。
- Googleフォームに回答があったら → Googleスプレッドシートに自動入力 → メールで担当者に通知。
- Twitterで特定のハッシュタグが投稿されたら → 自動で内容をNotionのデータベースに記録。
強み:
- 連携できるアプリ数が圧倒的に多く、柔軟性が高い
- 初心者にも使いやすいUIとノーコード設計
- シンプルなワークフローなら数分で構築可能
弱み:
- 日本語インターフェースがないため、英語での操作が必要
- 無料プランでは月間タスク数やZap数に制限あり
- 複雑な条件分岐やデータ加工にはやや不向き
どんな人向け?:
- 手間のかかる定型業務を自動化したい事務・管理部門の方
- 小規模チームでの業務連携をスムーズにしたい方
- ノーコードでまずは1つ自動化を試してみたい初心者の方
2. Make(旧Integromat)
何ができる?:
Makeは、Zapierと同様にWebサービスやアプリ同士を連携させる自動化ツールですが、より複雑なワークフローを構築するのに特化しています。
ビジュアルフローエディターを使って、条件分岐、ループ処理、複数ステップの同時処理が直感的に設定できます。
具体例:
- オンラインショップで注文が入ったら → Stripeで決済内容を取得 → 顧客にお礼メール送信 → Googleスプレッドシートに売上情報を記録 → Notionに注文内容を整理。
- Googleフォームにアンケート回答が届いたら → 回答者に確認メールを送信 → 回答内容をNotionデータベースに登録 → 一定スコア以上でSlackに通知。
- Twitterで特定のキーワードを含む投稿を検出 → スクレイピングでURLの内容を取得 → データベースに格納+メールでレポート送信。
強み:
- 条件分岐やループなど、複雑なロジックをビジュアルで作成できる
- 高度なエラー処理や分岐条件を設定でき、柔軟性が高い
- ワークフローの進行状況が視覚的に確認しやすい
弱み:
- 初心者には少しとっつきにくく、慣れるまで時間がかかる
- 無料プランの操作数・データ量に制限があり、複雑な処理には有料プランが必要
- 日本語非対応(英語UIのみ)
どんな人向け?:
- ECサイト運営者、スタートアップなど、業務フローが多段階にわたる方
- 複雑な業務処理や条件付き自動化を求める中級〜上級者
- Zapierでは物足りないと感じた人
3. Jasper
何ができる?:
Jasper(旧Jarvis)は、AIによる高品質な英文ライティングを得意とするツールです。
マーケティングコピー、セールスページ、広告文、ブログ記事、SNS投稿、商品説明など、ビジネス文脈に強い文章生成に特化しています。
テンプレートの種類が非常に多く、SEO最適化やトーン指定なども可能です。
具体例:
- 「新商品の特徴を説明する広告コピーを書いて」と入力 → 5パターンのキャッチコピーと本文を生成。
- 「“小規模企業向けCRMツールの紹介ブログ”の構成案+本文」を依頼 → 見出し、導入文、CTA(行動喚起)までセットで出力。
- 「LinkedInで好感を持たれる自己紹介文を書いて」と依頼 → ビジネス寄りの丁寧な英語表現で提案。
強み:
- マーケティングに特化したテンプレートが豊富(広告・LP・Eメール等)
- SEO対策済みのコンテンツも生成可能
- トーンや対象読者の指定が細かくできる
- チームメンバーとの共同編集が可能(ビジネス向け)
弱み:
- 英語中心の設計(日本語生成も可能だが精度は限定的)
- 有料プランのみ(無料体験はあり)
- AIの生成内容はそのまま使うより、編集前提での活用が前提
どんな人向け?:
- 海外向けに広告・ブログ・メールマーケティングを展開している人
- 英語での発信を効率よく、かつ質を落とさずに行いたい人
- 文章構成に時間がかかりすぎている個人事業主や中小企業
4. Flowrite
何ができる?:
Flowriteは、英語のビジネスメールやチャット文章をAIが自動で生成してくれるツールです。
ユーザーが簡単なキーワードや箇条書きで入力すると、文脈に沿った自然で丁寧な文面に変換してくれます。
書き手のトーンやスタイルも反映しやすく、カスタマイズも可能です。
具体例:
- 「商談の断りメールを書いて」と指示 → 相手に配慮した柔らかい断り文を生成。
- 「Zoomミーティングのリスケ依頼をしたい」と入力 → 丁寧なリスケ要望メールを生成。
- 「新しいクライアントへの初回あいさつメール」と入力 → フォーマルかつフレンドリーな提案文を出力。
強み:
- 英語でのメール・文書作成の時間を大幅に短縮できる
- 文体が洗練されており、ネイティブライクな文章になる
- 文章作成のテンプレートが豊富で、日常業務にすぐ活用可能
弱み:
- 英語以外の言語対応は限定的(日本語は非対応)
- 日本国内の業務にはやや不向き
- 定型的なメールには強いが、創造的な文章にはやや弱い
どんな人向け?:
- 英語圏の顧客や取引先とのメール対応がある人
- 外資系企業や海外フリーランスとのやりとりが日常的なビジネスパーソン
- 「英語は読めるけど、書くのに時間がかかる」人
5. Perplexity AI
何ができる?:
Perplexity AIは、AIを活用した次世代型の検索エンジンです。
Google検索とは異なり、調べたいことを自然な文章で質問すると、AIが関連する情報を収集し、要点をまとめたうえで、出典付きで提示してくれます。
情報の信頼性を重視しており、回答の背後にある情報源(Webサイトや論文など)へのリンクが常に表示されるのが特徴です。
具体例:
- 「2024年のAIトレンドは?」と質問 → 国内外の主要メディア記事や学術情報を元に、主要トレンドとその背景を要約。
- 「ZapierとMakeの違いは?」と尋ねる → 両者の比較ポイントを表形式で解説し、用途別の推奨も表示。
- 「スモールビジネスに最適な自動化ツールは?」と聞く → 使用目的別に5〜6種類のツールを紹介+活用例も補足。
強み:
- 出典が明記されており、情報の信頼性が高い
- 検索だけでなく、調査・要約の時間を大幅に短縮できる
- 質問文ベースの検索なので、調べるハードルが低い
弱み:
- 現時点では日本語対応が限定的で、英語での利用が中心
- 一部の情報が古かったり、回答が曖昧な場合がある(特にニッチな話題)
- API活用や業務フローとの連携機能はまだ弱め
どんな人向け?:
- ブログやSNSのネタ探しに日々追われているライター・マーケター
- プレゼン資料や業界レポートなどを短時間で調べたい人
- 「Google検索では情報が雑すぎる」と感じている情報収集型ユーザー
6. Glasp
何ができる?:
Glaspは、Web記事やYouTube動画を見ながら、気になる箇所をハイライト・メモとして記録し、それをAIが自動で要約・整理してくれる学習支援&情報整理ツールです。
ハイライトをもとに自分のナレッジベースを作れるほか、SNSシェアやコミュニティ内でのナレッジ共有も可能です。
具体例:
- YouTubeの英語学習動画を見ながら、重要な説明部分をハイライト → Glaspが自動で日本語に要約・整理 → 後でブログ記事やSNSのネタに。
- 海外のWeb記事を読みながら、参考になった箇所をマーキング → 要点だけ抽出して学習ノートに蓄積 → ChatGPTなどと連携してさらに深掘り学習。
- 読書中に感じた気づきや引用をハイライト → まとめてEvernoteやNotionに出力。
強み:
- 視聴や読書中にメモしなくても後から要約が作られる
- 他のユーザーのハイライトも見られ、視野が広がる
- Notion・Slack・Twitterなどとの連携で活用の幅が広い
- ブラウザ拡張(Chrome/Edge)でどこでもすぐ使える
弱み:
- 日本語の要約精度はやや不安定(特に口語ベースの内容)
- インポート・エクスポート機能はやや制限あり
- 知識共有の文化がまだ海外中心で、国内ユーザーは少なめ
どんな人向け?:
- Web記事や動画から「学び」を記録し、後で活用したい人
- ブログやSNS、資料作成のために情報収集を効率化したい人
- 情報を“ためる”だけでなく“使う”形に整理したい人
7. Ocoya
何ができる?:
Ocoyaは、SNSコンテンツの作成から予約投稿までを一括でサポートしてくれるAI自動化ツールです。
テキスト生成にはChatGPTを活用し、画像や動画のテンプレートも豊富。
Instagram、Facebook、LinkedIn、Twitter(X)など複数のSNSに対応し、投稿のスケジューリング機能も備えています。
特にコンテンツの量産や時短に効果的です。
具体例:
- Instagramのキャンペーン投稿を作成 → 商品画像+キャッチコピー+ハッシュタグをAIが提案 → そのまま1週間分スケジュールに登録。
- ブログ記事をもとにTwitter向けの連続ポストを生成 → 予約して自動投稿。
- 新商品の紹介テキストを複数パターン作成し、A/Bテスト的に反応を比較。
強み:
- 画像・キャプション・ハッシュタグを一括生成できるオールインワン仕様
- 複数のSNSに対応し、一元管理が可能
- 投稿分析・レポート機能もあり、効果測定に便利
- UIが直感的で、ノンデザイナー・非エンジニアにも使いやすい
弱み:
- 高度なデザイン調整には不向き(Canvaなどの補完が必要)
- 日本語のキャプション生成は精度が安定せず、微調整が必要
- 無料プランでは利用回数・機能に制限がある
どんな人向け?:
- SNS運用に時間をかけられない個人事業主や小規模チーム
- SNSの運用代行をしているマーケター・フリーランス
- コンテンツ作成とスケジューリングを一括でこなしたい人
8. Bardeen
何ができる?:
Bardeenは、ブラウザ上での繰り返し作業を自動化できるChrome拡張型の自動化ツールです。
Web操作の記録、条件付き自動化、カレンダー・Gmail・Notion・Google Sheets などのクラウドツールとの連携に優れており、ノーコードで日常業務を簡単に自動化できます。
画面上のクリック、コピー&ペースト、入力作業まで記憶・再現可能です。
具体例:
- Zoom会議が終了したら → Googleカレンダーから参加者リストを取得 → スプレッドシートに記録 → お礼メールをGmailで一括送信。
- Web上の価格リストを毎日自動でチェック → 価格変動があればSlackで通知。
- Notionで特定タグが付いたタスクを見つけたら → Googleタスクに追加 → 担当者にリマインド送信。
強み:
- 日常的なWeb作業の繰り返しを簡単に自動化できる
- Chrome拡張で導入が簡単、UIも直感的
- 100以上のアプリと連携可能(Google Workspace、Slack、Notionなど)
- コード不要で、操作の「記録→再生」も可能
弱み:
- 対応するアプリ・サービスは他の連携ツールよりやや少なめ
- 設定の自由度はMakeほど高くない(条件分岐やロジックは制限あり)
- 日本語UIなし、英語での操作に慣れが必要
どんな人向け?:
- 毎日繰り返しているWeb操作をボタン1つで終わらせたい人
- 情報収集、記録、通知などの定型業務を効率化したい人
- 「ノーコードでできる業務改善」に初挑戦したい初心者や中小企業の担当者
9. Notion AI
何ができる?:
Notion AIは、人気のノート・ドキュメント・データベースツール「Notion」内で使えるAIアシスタントです。
メモ、議事録、タスク管理、ブログ下書き、要点の要約、情報の整理など、幅広い知的作業を補助してくれます。
AIに指示するだけで文章のリライトや翻訳も可能。すでにNotionを使っている人にとっては、ツールを増やすことなく生産性を高められるのが最大の魅力です。
具体例:
- 打ち合わせのメモをそのまま入力 → Notion AIが自動で要点を要約し、見出し・箇条書きに整理。
- 長文の社内報告を依頼 → 一文をより簡潔にリライト&要点化。
- 英語でのメール内容を貼り付け → 日本語訳を自動生成。
- アイデア出しの段階で「このテーマで構成案を提案して」と依頼 → 3パターンの構成案が生成される。
強み:
- すでに使い慣れているNotionの中でそのままAIが使える手軽さ
- メモ・文章・データの構造を理解したAI処理ができる
- 複数の言語対応(翻訳・要約・リライト)
- ドキュメントからデータベース連携まで一元管理できる
弱み:
- AI機能は有料プランに含まれており、無料では使えない
- 外部との連携(ZapierやMakeとの統合)には知識が必要
- 高度なライティング用途では精度にばらつきがある
どんな人向け?:
- Notionを業務で日常的に使っている人
- 情報整理、思考のアウトライン化、文章の下書きを効率化したい人
- ドキュメント作成とデータベースをまたいで活用したいチームや個人
10. ChatGPT(+プラグインやAPI連携)
何ができる?:
ChatGPTは、自然言語処理をベースにした汎用型AIチャットボットで、OpenAIが提供しています。
文章生成、要約、アイデア出し、プログラミングコードの作成、メール返信の下書き、業務フローの構築支援、FAQの整備など、幅広い用途に対応できます。
プラグインやAPIと連携することで、外部サービス(検索・データベース・Webアクセスなど)との連携も可能です。
具体例:
- LP(ランディングページ)構成の作成 → ターゲット・見出し・CTAをセットで提案。
- ChatGPTに「英語の問い合わせメールをやわらかく返信して」と依頼 → ネイティブ感のある文章を出力。
- コードのバグを貼り付けて「修正して」と指示 → 改善案+理由の解説付きで返答。
- よくある問い合わせ内容をもとにFAQの項目を構成 → それぞれの回答文も生成。
強み:
- 会話形式で使えるため、初心者でも気軽に質問・依頼できる
- 汎用性が非常に高く、業種・業界を問わず使える
- 自分専用のAIアシスタントのように使える柔軟性
- APIやプラグインとの連携で高度な自動化も可能
弱み:
- 回答の内容が“それっぽく”見えても間違っていることがある(要確認)
- 知識のカットオフがある(最新版はChatGPT-4 turboでWeb参照あり)
- 有料プランでないと使えない機能が多い(プラグイン、画像認識など)
どんな人向け?:
- 「何から始めればいいか分からない」AI初心者
- 業務の中で“下書き”や“アイデア”をスピーディに形にしたい人
- プログラミング・マーケティング・ライティングを横断的に支援してほしい人
- 将来的に自社業務とAIの統合を考えているビジネスオーナー
どれから始める?初心者におすすめの3ステップ
自動化ツールは便利そうだけど、「何から始めたらいいかわからない」という方も多いはず。
そこで、AIや自動化に不慣れな初心者でも安心してトライできる、シンプルな3ステップをご紹介します。
Step 1:まず1つ、自分の“面倒な作業”を決める
毎日の業務の中で、「これ、正直やりたくない」「できれば人に任せたい」と思っている作業をひとつだけ選びましょう。
無理に複数選ばなくてOKです。たとえば:
- SNSに同じような投稿を定期的にアップしている
- 見積書や請求書を毎週Excelで手作業入力している
- 顧客からのよくある問い合わせに、毎回同じ内容をメール返信している
“面倒”に感じることには、自動化のヒントが詰まっています。
Step 2:無料プランで試せるツールを選ぶ
自動化は、いきなり完璧を目指さなくてもOKです。
まずは無料プランでツールを触ってみましょう。
- Zapier:面倒なルーティンをつなげて自動化するのに最適。
- ChatGPT:文章やアイデア出しの“下書き”がすぐに欲しい人におすすめ。
- Notion AI:メモや議事録の整理が手間な人にとっては強力な時短ツール。
「無料でどこまでできるか?」を体感することが大切です。
Step 3:実際に「やらなくて済んだ」ことを体験する
たとえば:
- SNS投稿が1週間分まとめて予約できた → 日々の投稿作業から解放
- 見積書のメール文面がAIで作られた → 書き出すストレスがゼロに
- お客様への返信テンプレートが自動で作れた → コピペ不要に
この「自分がやらなくてよくなった」という小さな成功体験こそが、 “続けたくなる自動化”への第一歩です。
迷ったときは、最初のステップに戻って「面倒なこと」を見つめ直してみましょう。
まとめ|「自分の時間を取り戻すために」使うAI
AIを使うというと、なんとなくハードルが高く感じられるかもしれません。
専門知識が必要そうだったり、導入にコストがかかりそうだったり。
けれど本質は、「やらなくていいことを、手放すための道具」です。
忙しい毎日の中で、ほんの少しの作業でも“自分でやらない”という選択をすることで、心に余白が生まれます。
小さな自動化が、あなたの時間や思考を“創造すること”に向ける余裕をくれるのです。
誰かにとっては10分の効率化、あなたにとっては新しいアイデアを考える時間かもしれません。
その積み重ねが、働き方そのものを変えていきます。
まずは、面倒だと思っている作業をひとつだけ見つけて、無料ツールで試してみることから始めてみてください。
その最初の一歩に、この記事が少しでも役立てばうれしく思います。
おまけ:日本でも使いやすいAI自動化ツール3選(英語不要・すぐ始められる)
「海外製ツールは英語で難しそう」「日本語対応がないと不安」
そんな方に向けて、ここでは日本語で直感的に使える、自動化ツール3選を紹介します。
どれも国内ユーザーにやさしく、日常業務で導入しやすいものばかりです。
1. LINE CLOVA Note(ライン・クローバ ノート)
何ができる?:
音声を自動でテキスト化し、要点までAIが要約してくれる国産の音声認識・議事録作成ツールです。
会議や打ち合わせなどの記録が圧倒的にラクになります。
活用例:
- 社内会議の音声をスマホで録音 → 議事録として自動要約&共有
- 面談やインタビューの録音 → キーワードごとに整理されたサマリー作成
強み:
- 日本語の認識精度が高く、話者の分離も可能
- LINEアカウントがあればすぐに始められる
- アプリでスマホ1つでも完結可能
弱み:
- 録音時間に制限あり(無料版)
- 長時間の録音は別途整理が必要な場合あり
こんな人におすすめ:
- 毎週の会議録に追われているビジネスパーソン
- テキスト起こし作業に時間をかけたくない個人事業主
2. kotozna AI(ことづなAI)
何ができる?:
店舗・宿泊施設・観光案内所などでの外国語対応を自動化できる多言語チャットAI。
ユーザーの質問に合わせてAIがリアルタイム翻訳+案内してくれます。
活用例:
- インバウンド観光客からのよくある質問(道案内、利用方法など)に自動応答
- 店舗やホテルのWebページにチャット設置 → 24時間AIがFAQ対応
強み:
- 日本語⇔英語・中国語・韓国語など30言語以上対応
- 初期の質問セットが用意されており、すぐ使える
- Web・タブレット・QRコードで幅広く導入可能
弱み:
- カスタマイズや拡張には有料プランが必要
- 専門的な質問には対応が難しい場合も
こんな人におすすめ:
- 外国人客を受け入れている観光・接客業の方
- 少人数運営で外国語対応に苦慮している小規模事業者
3. Tactiq(タクティック)
何ができる?:
Google Meetと連携し、オンライン会議の内容をリアルタイムで文字起こし・要約してくれるChrome拡張ツール。
日本語にも対応しており、議事録作成の手間が激減します。
活用例:
- Google Meetの商談でリアルタイム議事録 → そのままSlackやGoogleドキュメントへ共有
- 採用面接や研修の記録 → 要点だけを抽出し、社内ノウハウ化
強み:
- 自動で会話をタイムスタンプ付きでテキスト化
- 要約ボタンで議事録フォーマットに自動変換可能
- 日本語の精度も高く、英語との混在にも対応
弱み:
- Google Meet専用(ZoomやTeamsには非対応)
- 無料プランでは一部機能に制限あり(保存期間など)
こんな人におすすめ:
- Google Meetを日常的に使っている営業・マーケティングチーム
- 会議の記録を取る時間がない、でも残しておきたいと感じている人
これらのツールは「英語が苦手」「導入が面倒」といった不安を抱える初心者でも、すぐに始められる設計がされています。
最初の1歩として“日本語で使えるAI自動化”から試してみたい方に、心からおすすめできる3選です。